プロフィール

三尾

Author:三尾
転勤により、更新休止中

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
『金色のコルダ4』 感想その1(響也・東金・冥加)
長いので、その1。
コルダ時々『MADMAX』。

下記ネタバレ過多感想


『金色のコルダ3』の続編となる今作。
『3』と『4』の間には3本の『Another sky』もあるので、『3』の系列としては5本目というところか。いや、『フルボイス』もある。どう数えればいいんだ?
ともあれ、音楽と恋愛を交互に織り交ぜ、ゲームとしての完成度の高いシリーズだ。

しかしこちらが発売された時点、私の心を支配していたのは別の作品。
そう、御存じ『MAD MAX 怒りのデスロード』だ。
アカデミー賞6部門を受賞した作品であり、2時間の間観客を全く飽きさせない怒涛のアクション映画。

受賞記念も含めてリバイバル上映をしていたこちらに昨年初夏からのV8を決めるべく映画館に3連日足を運んでいた私の中で、もっともすばらしい音楽とは砂漠の荒野でゴムに吊るされ、大量のスピーカーと太鼓隊を背負いながら火を噴くギターをかき鳴らすことになっていたため、全然心がキラキラした世界に戻れなかった。火炎放射器も付いてない楽器なんて、もしもの時に危ないじゃないか。

このままでは音楽性の違いで『コルダ』と物別れすることになる。落ち着け私、冷静になれ。
むしろあの火炎放射器とイモータン軍こそがドゥーフ・ウォーリアのマエストロフィールドなのだ。

所で、一度アップロードして確認するまで気付かなかったのだが、このゲーム本体の説明を忘れていた。
『3』において、コンクールに情熱を燃やし尽くした主人公・小日向かなでが、再度燃え上がるために自主音楽団を結成。
夏のコンクールで縁を結んだ全国の強豪たちを誘いに誘い、最終的に年末コンサートを成功させる…話。
完全に『MADMAX』の説明で終わっていた。驚いた。

【如月 響也】
響也さん久しぶり。彼は雷属性なので、雷の嵐の中でも戦えそう。ヴァイオリンから雷だせそう。

(おそらく)このゲームの表メインヒーローなのだろうが、周りの個性ために埋もれがち。あと元から小日向さんのこと好きだったと思う彼。
今までのシリーズ通して思うけど、響也さんはかなり不憫だ。私の触覚が動くくらいには不憫だ。
本作でも音楽家の道の厳しさを改めて痛感し、一般職で趣味で音楽を続ける道を模索し始める。
このあたりのことについては答えははっきり出ていなかったが、描写からして難しくても音楽家を目指すということか?しかし彼のこの葛藤が実にリアルで、考えさせられてしまった。

現実として音楽家として大成する者の少なさ。同年代で明らかに同じ業種で成功しそうな奴の多さ。将来を有望視されていたはずの兄の挫折。
ただの高校生の趣味にしては実力があり、かと言ってそれを本職にするには土台(詰まる所、金、バック)がない。
おまけにずっと惚れてる幼馴染は一切気付かないし、場合によっては出会って10日とかの男に持っていかれる。胃がきりきりしたし、触覚もびょんびょんした。

しかしコンサートを積み重ね、次第に自分の自信を持つようになり、音楽家としての将来を見据え始める彼には若い希望を感じた。
主人公と仲が深まることにより音楽家の道を目指すようになる彼。主人公からの告白EDで、「手堅い職について、音楽家の道を爆走する主人公が躓いたら「俺んとこ来いよ」と言う計画だった」とかふざけ気味に言い出し、もう小日向さんは彼にしとくべきだと思った。お蔭で2周連続で彼を攻略することになった。

【東金 千秋】
お久しぶりです、部長。
一方こちらは、金銭面、知名度、企画力と将来性にかけては現代の音楽家が生きる道としては最良の能力と土壌を兼ね備えた東金。相変わらず他行にも関わらず凄いアドバイスしてくれる。今回の合奏団、彼のおかげで結成できたと言っても過言ではない。
言うことがいちいち「なるほど」と思わせてくれるので、本人さえよければプレゼンとかは彼に一任したかった。

小日向さんの実力と可能性を非常に買ってくれている彼。雑誌へライバルとしての小日向さんを推してくれたり、無理そうな課題を与えて彼女の成長を促したりと、基本師匠のような人だった。そのせいか、攻略対象や校風とは似ても似つかない熱い部員も彼に忠誠を誓っている。つまりウォーボーイズだな。
東金と冥加は結構生意気というか、食い下がるような選択肢で好感度上がるところも度量が大きくてよかった。
恋愛面ではファンが多かったりするので、自分に自信があるため、小日向さんからも当然好意をもらえるものと思っている節がある。彼女の行動がそれっぽく見えて「いやいやそんなんじゃないです」みたいなやり取りでちょっと勘違いして凹んだのには笑った。

「集めているものは?」の会話で他の人がペットボトルのおまけや部屋の狭さを上げる中、「人材」と答えたのは実に将来有望。あとは薔薇さえ散らさなければ完璧だった。
やはり色々考えると、東金の企画力と冥加の知名度による総合力はかなり大事。彼らを中心に据えて今後の活動を考えてはどうか。

【冥加 玲士】
久しぶり部長。
相変わらず一人なんか世界観と年齢設定を間違えた部長。今回は前回の決着後なので、もう少し穏やかに行けるかと思ったけどそんなこともなかった。途中、秘書の女性が「ヴァイオリニストと高校生と学校運営者でもう手一杯」と言っていて、属性どうなってんだと改めて思った。

いつも通りな彼ですが、今回はシステム上、どちらかの想いが偏るということが可能なので、冥加からの想いがカンスト、小日向さんからの想いが超序盤という「口ではそんな辛辣なこと言ってお前小日向さん大好きだな!」プレイが楽しめる。
今回も誘拐が起きたり何だり、やはり彼は世界観が違う。いや、初代からして妖精とか出てきてたんだけど、そういうことじゃなくて。ていうか誘拐犯、今度は職員か??
彼もきついことを言っても好感度が上がる性癖をお持ちなので、非常に勇ましい小日向さんが見れた。

彼の話でもっともテンションがあがったのは、あの設備万全・最新鋭・推薦一本!みたいな学校なのに、『3』『AS』の頃から一切変わらない、妙に開閉の時にギシギシ鳴る立てつけの悪い理事長室の扉が再登場したこと。
例の立てつけの悪い天音理事長室の扉さんじゃないっすか!お久しぶりです!…と、ここだけでかなりハイになった。やはり『MADMAX』と恋愛ゲームは併用してはならない劇薬だった。



攻略対象も多いので、今回はここまで。ありがとうございました。
スポンサーサイト

2016.08.09(Tue) | 金色のコルダ |

/