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『金色のコルダ3 AnotherSky feat.至誠館』 全体感想
『コルダ4』の感想の前に、やっておかねばならぬ一仕事。

以下全体感想。





プレイ時、完全に私の脳内母校は神南のままであったため、なかなか心が転校しないで困った。

「音楽って楽しいんだっけ?」となった主人公が、母親について仙台の学校で吹奏楽部に入る話。
仙台の至誠館は吹奏楽部から抜けた奴らが作ったブラスバンド部があって、それが非常に嫌な手段であの手この手で弱小吹奏楽部を潰そうとしてくる。吹奏楽部を存続させるため、全国コンクールで優勝する必要があるんだ!

……という、スポコン物でした。全体的に扱った。皆感極まってよく泣いた。

そのブラバン部がそりゃあもう嫌な奴らで、あらゆる手で嫌がらせしてくる。……正直、神南とか天音とかと戦ってる場合じゃなかった。最終対決はブラバン部と一騎打ちさせてくれと思ったけど、最初のチュートリアル対戦しか出来なかった。悔しい。
最後のほうになると、進め方により吹奏楽部の頑張りを認めた生徒らが応援に駆けつけたり、嫌味いいながらもブラバン部が応援してくれたりするんですが、最終対決をさせろ……!

【小日向かなで】
神南をやっているとき、この学校が出てきたときにはそりゃあもう驚いた。
他校が「オーケストラ部」だ「管弦楽部」だとヴァイオリン主線でクラシックで戦う中、一校だけ金管編成のジャズで戦い挑んできた。え、マジで?となったし、一校だけ毛色が違い過ぎた。それと同時に、「次の『AS至誠館』で主人公ここに転校するんだけど、どうやってヴァイオリン入るの?」と戸惑った。
と思ったら、やっぱり転校して早々「どうやってヴァイオリン入れるんだ」でもめてて、そりゃそうですよねぇ、となった。
最終的に金管ズを伴奏にして彼女がほぼ主旋律取ってた。この学校、小日向いなかったらどうする気だったんだろう……。
この編成の学校が全国優勝したとき、吹奏楽部メンバーも驚いてたけどもっと驚いたのは多分私だ。いいんですか?勝っちゃって……。

【八木沢 雪広】
神南で出てきて、「なんて正統派部長だ」と思ったが、本当に正統派だった。『牧場物語』で言えばエリー。
長嶺がアレなのは置いといて、彼にもまったく非がなかったのかというと少々判断に困るところ。一人を追い出すというのはいかがかとは思うが、何もなしに信じるんじゃなくて、火積から事情を聞く努力は必要だったと思う。

逆注目の彼のルートでは、主人公が完全に彼を狩りに行き、彼が物凄く戸惑っていた。かわいそうだった。

【水嶋 新】
彼の音楽に惹かれて転校を発意する描写は非常に良かった。彼の入部理由が「人数少ないからちやほやしてもらえて楽そう」だったのには笑った。彼の存在が余計に至誠館は普通に学校感を強くしていた。
この学校では珍しく、非常に早い時期から好意を前面に押し出してアピールしてくる。他がおとなしい分、彼だけ浮いていた。
ただ、「何でも俺の言うこと聞いて」イベントの途中で「何でも言うこと聞いてもらえるのって楽しくないな」で勝手に落ち込み状態になったのにはさすがにお前が言い出したんだろうが、と思った。

本作で横浜-仙台間がチャリで10分なのは彼のおかげ。大量にあてた航空券の福引のお蔭って…そんなアホな…。

【火積 司郎】
部活分裂の原因を作った男。
元は腰掛け程度でやっていたようだが、部長の熱血を受けて熱血で返し、結果吹奏楽に燃える熱い男になっていた。
彼の行動は決してすべて悪かったわけではないんだけど、やはりじゃあ責任がゼロかと言われれば微妙…。もう少し対話は必要だった。それだけは確かだ。

彼の顔には件の喧嘩で付いたでかいバッテンがあるのですが、一体どういう喧嘩をしたらそんなでかい×が顔につくのか。ツインラブスカイシュートでも顔面にくらったのか。そして流石に普段は怖がられているのに、前髪を下しただけで「やだあの人イケメン」枠になるのは納得いかない。どんな前髪の垂れ方だ。

【水嶋 悠人】
新の親戚だそうで、どんな親族関係だ。
武士の気性を持つ少年。全般的にスパルタ気質です。ちゃらんぽらんな親戚のために、色々でばってくれる彼。
もう少し自分のために時間を使っていいんだよ…。

【狩野 航・伊織 浩平】
至誠館の生徒であり、吹奏楽部部員であり、モブ。
演奏にも参加するし、楽器の割り振りもあるし、ちゃんと横浜まで行ったりもするのに攻略対象外。悲しい。『神南』では『3』本編で脇役だった芹沢も攻略対象に昇格するってのに、なんてこった。
代わりに攻略対象となった後述の人物の存在が私の精神をかき回した。特に伊織、君…。

【神南】
母校です。東金の発言にいちいちなるほどなぁ、と相槌打ってたので、彼らが出てくると目がまったく他に動かなくて困った。
相変わらず自信の塊ですが、正論しか言わなくて笑った。他校に行ったにもかかわらず、音楽論について主人公に講義開いてくれて、主人公が音楽家としての才能を取り戻すきっかけ作りをしてくれた。相変わらずの面倒見のよさ。敵校だろうがなんだろうが認めて、全力で勝負挑んでくる。見習え、ブラバン部長。

本作では、彼らがかなり自由に演奏するので、記者の反感を受ける様が描かれているのですが……。全然ぶれねぇ。
「反論は演奏でするもんだ」「自分が一番自分の音楽を愛してる」。この人の台詞考えた人の手腕が凄すぎて震える。

【長嶺 雅紀】
主人公の遠縁で、同居?下宿?な関係の学生。私にとってのラスボスだった。
ブラバン部の性根がアレなのは彼のせいな気がする……。火積の騒動が原因で大会に出られなくなるのにいらだって、新たにブラバン部を結成。執拗な嫌がらせをしてくる。

新しい部を結成しようがなんだろうが別に良いのですが、ただその後の行動を正当化したら駄目やで。
本当に嫌がらせのレベルとかが姑息過ぎて、むしろ吹奏楽部は部内の正常化を果たしたのでは。そんなブラバン部を率いる長嶺。
彼の好感度をあげるには、彼にへりくだる選択肢を選ばされ続け、「よ!日本一!背中に天使の羽が見える!」等々のような心にもないことを言わされ続ける苦痛。高校生の時点でこの台詞で好感度上がる辺り、彼の人間性はやばい。

彼のEDに行くためには、モブレギュラーの吹奏楽部員伊織君が決勝戦に遅れてきて1曲目を引けなくなる必要がある。
私は非常に憤った。彼も練習を積み重ねてきたし、一緒にお昼も食べた。熱血展開では、一緒に涙した。それを、こいつのEDのために一曲不意にするなど……。それでも「長峰君が演奏してくれてよかった」と笑顔な伊織君。おい、攻略から長嶺はずして伊織と笹かま入れろ。

気付けばEDで「好きなんだろ?」といわれて、凄い勢いで迷うことなく「好きじゃないです」を選んでいた。それでも珠玉EDになった。悔しい。彼をこてんぱんに振るEDがないものか、真剣に考えた。もう彼にしか目がいかない。これは恋だろうか。



「コルダ4」に続く。ありがとうございました。

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2016.07.24(Sun) | 金色のコルダ |

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