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『死神稼業~怪談ロマンス~』全体感想
鈍足申し訳ない。

死神稼業 ~怪談ロマンス~死神稼業 ~怪談ロマンス~
(2013/03/28)
Sony PSP

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普段と比べ、若干簡易。駆け足。


下記感想。ネタバレ過多。


怪談ロマンスシリーズ第3弾。おそらくこちらもFDが作られるであろう作品です。

ストーリーとしては、死神として働く澄の周囲のあれこれ・・・ですかね。
いや、「殺したはずのターゲット」とか重要ポジっぽくいるのですが、ルートによっては・・・というか大半のルートでそれ関係ないので、メインは死神日常話。

さて、本作のシリーズも回を重ねまして、当初の『逢魔時』からスポットが当たっていた(?)死神という職が大きく扱われております。

全体的な感想として、流石の集大成かなと。
前作や前々作の内容を少しずつ調整してきた結果か、大変楽しめました。というか主人公がかわいいんだ。これに尽きる。
全体的に主人公に対して優しい物語構成。しかしそれぞれ微妙に精神的な闇がちらほら。そのほの暗い部分含めて良かったかな。

性的要素はやはりあるものの、近年比で言えば抑え目。いや、これはもう慣れただけか・・・?
ただしスキップはガクガクに戻った。何故・・・。

以下個別感想




【黒門 澄】
黄泉社の死神(職業)。仕事第一でとても優秀らしいが、女の死神は寿命減るとか、新規設定出てきていきなり危なくなった。

かわいいよ澄。正直な話『怪談ロマンス』内では一番彼女が好きです。
なんというか、彼女は素直。極端な純粋ってことではないのですが、ちょっと抜けてるという印象。極度のファザコンなところも可愛いよ。
「私性格悪い」というのは憂さん(『百鬼夜行』)から引き続いて彼女も言うのですが、そこまで頻繁には言わない。「あなた趣味悪い」くらいの意で使う。あとやっぱりしょっちゅう人の言葉が聞き取れない難聴系ですが、今回は仕方ない。基本男性陣がぼそぼそ喋るタイプ揃いのおとなしい人たちだったせいだ。

仕事にまじめな設定持ち那彼女ですが、「仕事する=寿命減る」なので妨害だらけ。大抵恋愛関係になったら妨害される。それはそれでいいような悪いような・・・。
のちにこの仕事関連について、真相EDで驚愕の事実が明かされ、どうしたものやら・・・。

全体的にかわいい彼女。それを表すように、攻略対象がサブキャラ含めて1人を除いて元々彼女に惚れている(内一名は無自覚)という「好感度パラいらないじゃん」なウルトラC設定。でも仕方ないね、澄だから。
作中、ロリぃ彼女も拝めます。ありがたやありがたや。

【渋澤 焔】
化け火の妖怪。

大変過激な、というか好戦的な性格なので「ああ、主人公と対立するタイプね」と思ったら面倒見のいい兄貴で驚いた。
学校でも仕事でも一緒ということで、ずっと妹のようにかわいがっていたようだが、最後は澄の押せ押せで持ってった。そこからいきなり恋におちなさったので、非常にジェットコースタータイプ。
色々過去のトラウマとかあったけど、恋したらそういうのがちょっと飛んでったよ!
しかしこのゲーム、何故か全員微妙な闇属性なので彼のEDが各種もれなく病気で戸惑った。こ、これまでそんな要素なかったのに・・・!

一応メインではないもののメインに近いためか、真相ED付近やら何やら他人のルートで色々頑張る。真相EDで自分のルートじゃないのに「いまさら好きだと気付いた!」と騒いだり頑張った。
特に「あいつ焼かせて気持ち自覚させようぜ」作戦で殺されちゃったときは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
自分の持ちEDが病気な分、他人ルートでの彼が輝いている・・・。

【雨水 潤】
妖怪雨降り小僧。

すっごい湿度高そうな名前の彼。穏健派で人間を助けようとする変わり者(妖怪の中で)。いい人ですよ、彼は。
おなじみの「元々主人公の事好きな攻略対象」筆頭でありますが、このゲーム過半数が元々主人公の事好きだから霞むな・・・と思ったら、かなり序盤でそれが主人公にばれた。あまりに早くて二度見した。
開始から3分の1も行かない頃にこれでもかってくらいもう誤魔化しきかないレベルで盛大にバレ、しかしプレイヤーにはイベント2つ目の時点で既にバレ、そこからどうすんねんと思ってたら雨水ずっと翻弄されてた。可哀想ポジションだった。

とにかく澄のことが好きで且つ尊敬しているという彼。だからこそ彼女の仕事を妨害しようとしていた(寿命のため)。でもそうすると澄からの心象は悪いので、恋愛関係にはなれないだろうと。その愛は献身的で、ここまで実直なら澄を任せられるなと思った。少し暗い部分もあるようですが、些細些細!
だからこそ、真相EDでの澄の死神業に関する云々が出てきたときは、彼の不憫さに涙した。

ところで彼が盛大に告白バレをかます原因となった怪我イベント、雨水をやった犯人は『百鬼夜行』の死神二人組だそうだ。他のゲームでまで何をする、『百鬼夜行』組。

【織瀬 秋人】
主人公とは敵対組織の死神。土蜘蛛妖怪。

いじめっこですね。年齢的外見的には澄と比べて年嵩なのですが、いじめっこ。
他人のルートであまりに直接的に澄に危害加えてこようとするので、これは攻略可能なのか?と思ってたらやっぱり彼も元々澄に惚れてたよ!なんでだ!ただ織瀬が色々やろうとしてもやんわり雨水がストッパーやってたよ!やっぱいい奴だ雨水!

澄の父親役・蓮司へのライバル意識から澄に興味持ちだして云々・・・な彼ですが、彼ルートに関しては蓮司が機嫌悪そうなことといったら。「誰に取られても心中複雑だったのに、よりにもよってこいつかよ」という心境なんだろう。
雨水や巧実と付き合ってると言ったときは苦い表情しながらも送り出してくれたのに、本気で妨害してきます。父親役としては自分と年の近い男は認めたくなかったか。
代わりに織瀬さんは頑張るよ。かなり真面目に恋愛事やってくれるよ。他のルートでの彼が嘘みたい。好きな子ほどいじめたいとか、そういう事なんだと思う。誠意見せます。リアルに婚活のようでちょっと笑った。

【藤代 巧実】
一度は殺したはずなのに、何故か生きてたターゲット。

作中最大の終始ネジのはずれたサイコっぷりを披露。話通じないわ、さっさと殺してと切望するわ始末に負えない病気っぷり。しかし病んでるとか気軽に言えないくらい、身体的な面でも持病持ちでいらっしゃった。
霊感もちなのが一度死んでパワーアップ。妖怪も見えるし、なんか護符との合わせ技で死神とか適度にあしらえるくらいになった。きっとオーバーソウルとか巫力とかそういうことだろう。

病気がちで家族からも見放された少年と、それを殺しに来た死神。死神である澄にそのうち殺してもらうという約束(?)で彼女と一緒にいるうちにお互いの素性が見えてきて、心寄せ合い。しかし片や妖怪、片や先の短い人間であり・・・、と、このテーマだけでなんか一本話出来そうだなと思った。ゲームの1ルートにしてしまうには惜しい設定だ。

彼のルートは巧実の性格の歪みが目立つが、それを除くと実に綺麗な話。
話は澄の視点で進むので分かり辛いが、よく考えてみると澄は妖怪なので普通の人間には見えていない。周囲には彼の独り言&一人芝居に見えているんだろうことを考えると、なんともやりきれない。
ED時点でも彼の体質が変わったわけでもなし、このまま静かに余生を送るのかなと思うと泣けてくる。

だが彼の性格がサイコなのは元々だった。あと他人のルートではまるで出てこない。

【黒門 蓮司】
黄泉社の社長で、疫病神。澄の育ての親。

のんびりとドスの利いた声で喋るよお父さん。言う事は端的だけど、澄溺愛だよお父さん。
・・・と思ったら、なんか澄の事女性として好きだった。OP付近で澄が蓮司の帰り待ってたら「お前は妻のようだ」と言い出して何言ってんだこの人、と思ったのは澄だけじゃない、私もだ。
性格的にも妖怪としての性質的にも誰とも慣れ合わなかったところ、生まれたばかりの澄を拾って情が移ってそこからなし崩し的に惚れたらしい。どのルートでも均等に。光源氏計画もかくや。

彼は真相ED持ちなんだけど、EDはその他も多数あり。
自身のルート以外では、愛で育てた澄を横から掻っ攫われるので可哀想っちゃあ可哀想。

真相EDでは、澄が殺人衝動持ってたり、死神稼業続けることで寿命減ったり、巧実が生きてたりのネタ晴らし。全部お父さんが悪いんですよ、という話だった。ある程度予想済みだった。
しかし「お前が人殺したら寿命が減るから、いつも代わりに殺してました」は駄目だろう。澄が何もしてない子のようになってしまうじゃないか!何より各ルートで澄のためを思って死神業を妨害してたやつらが完全にからまわってるじゃないか。特に雨水。

近付いたら不幸になる厄介体質なんだけど、こちらが思っている以上におおごとらしくてEDによっては自害なさる。正直驚いた。
でもその彼が自害するほど思いつめてた体質について、澄ちゃんは真相EDにて「近くにいて駄目なら遠恋ならおっけーっしょ」と、そう言われりゃそうだなと納得するしかない方法で解決してきた。凄く端的で明快でこの子にはかなわないと思った。

【東海林 和真】
蓮司の部下で友人。実質右腕。

お父さんの友人ってこともあり、本人の言う通り澄のことを目に入れても痛くないくらい可愛がっている。親戚のおじさんみたいなひとだ。
種族は鬼らしいし、なんか薄暗いとこあんのかなと思ったら本当にいい蓮司の友人で、いい保護者で、気苦労の絶えないいい人だった。鬼っぽさないな。

FDでの活躍に期待しよう。

【橘 千歳】
化け狸。

本来の性別は女性、らしいのだが、変化しすぎて実質後天性男体化。男にも女にも慣れるけど、ガチで澄が好きよ、と。
ガチ百合だったり、雌雄同体だったり、後天性だったり・・・。今の時流を無視してでも、何とかして攻略対象に女性を入れてくる同社の気概は実に嫌いじゃない。

サブキャラながら本気で恋愛してた千歳。こちらもFDで頑張れ。



同シリーズ内では最も後腐れなく、綺麗に終わる。全体的に良作と思います。
シリーズ作品ではありますが、あまり互いにつながりはないので、どこから入ってもいいと思います。もしどれかを、というならこちらをお勧めしておきます。

若干駆け足ですが、以上。お付き合いありがとうございました。

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2013.04.23(Tue) | 怪談ロマンス |

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