プロフィール

三尾

Author:三尾
転勤により、更新休止中

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.--(--) | スポンサー広告 |

『ダイヤの国のアリス』詳細感想&考察:その3
さて、そう言えばまだぼやき切ってなかったことがあった気がしたので、今さら追記。
そうこうしてる間に『ダイヤ2』の発売が決まったので、今しかねぇ。
『ダイヤ2』が出るまでの間にだけ許された戯れ。今まで以上にただのお戯れ。


※半分以上は想像と妄想と妄言


下記雑記


【すべての国にいるアリスは本当に共通のものなのか】
さて、以前『ジョーカー』の感想にて私は「これは夢落ち」と呼んだが、その認識は誤ってはいなさそうだと『ダイヤ』冒頭で感じた。・・・のだが、進むにつれ少し首をひねった。
『ダイヤ』でのナイトメアの言葉を借りれば、「ここにいる“アリス”は君だけで、それが特別なこと」
なのだが、本当にそうなのか?どうもそうとは言い切れないような表現がいくつか散見される。

まずもって、その言い回しに違和感を覚えたのがブラッドルート。
ブラッドはこの世界の根幹にはまったく触れないのだが、かわりに各世界での自分たちの立ち位置を説明してくれる。

曰く、「役持ちは互いの時間軸の自分に対して、記憶を保有するわけではない」ため、感覚の共有はある程度可能=デジャブとなる。

このデジャブという感覚、アリスは何度か作中示している。サーカスの存在と、そこでの会話。
また、帽子屋屋敷で皆を迎えた記憶があると言いだす。この出迎えイベントがあったのは『クローバー』と『ジョーカー』の帽子屋滞在ルート時。
しかし少し思い返したいのが、この『ダイヤ』でのアリス、「城ルートに言った場合の固定ルート」と銘打って始まっている。

ようするに、どうやっても城ルートで『ハート』『クローバー』と過ごしたはずの『ダイヤ』のアリスが帽子屋ファミリーを出迎える記憶など持っているはずはない。
ということは、可能性は二つ。「どこか別の時間に帽子屋に滞在したアリスが存在する」もしくは、「すでにこのアリスはループ後のアリス」である可能性。

どうも違和感があるんですよね、『ジョーカー』のことを当初覚えてないにしても、ちょっと『ダイヤ』のアリスの言動が『ジョーカー』のときとは合わなかったりと。そもそもスタンスが『クローバー』とは明らかに違う。『ダイヤ』でのアリスはマフィアに対しての認識が『ハート』時点に戻っていたりと何というか不審。
以前では何ともなかったことを怖がったりと、本当にこれは同じアリスか?と首をひねることが・・・。

「夢落ち」というか、『ダイヤ』はジョーカーを経由していないのだろうということは予想出来るが、はてさて・・・。
似た発言として、ユリウスEDにて、アリスは恋愛関係はなかったと言っているが、ユリウスの方は「あった気がする」という趣旨のことを言っている。

また、決定的かなと思われるジョーカーEDの一部「白の檻ED」でのジョーカーの発言として、
「ようやく捕まえた。ずっと待っていた。何度繰り返したのか自分にもわからない」
「この俺にとっての君(アリス)は、今ここにいる君だけ」

というものがある。ループ状態に陥っていることは明白であるようだ。そして「“この”アリス」「“この”俺(ジョーカー)」という発言から、どうもやはり『ダイヤ』アリス、派生である気がしてならない・・・。


【アリスの今後】
ここからはもはや想像である。

ここまでの要素でわかるアリスの心境の変遷は、

・ハートの国⇒元の世界に戻るべき
・クローバーの国⇒この世界に馴染みたい(この世界の住人になりたい)
・ダイヤの国⇒知人のいなくなった世界に滞在する意味はあるのか


アリス自身、今まで
「元の世界から新しい世界へ落ちる⇒その世界になじむ⇒その世界に留まろうとする」
という過程を繰り返している。これがアリスのループにあたり、このループがそのまま役持ちたちの行動にあたる。

最初を失い、他の余所者がどこが最初だかわからない時間に捕らわれて住人となったように、このままいけばそのうちアリスも『役持ち』となり心臓を失うのだろう。アリスがこうして「滞在地(居場所)をはじかれ、流転すること」自体がアリスの役となる。

アリスがこの世界の一部になることは、『アニバーサリー』のユリウス非滞在地EDでわずかながら明示されている。
ダイヤの国でのアリスにはその兆候が顕著にみられている。
シドニーの撃った弾丸や、双子の斧を避ける、追ってくる数字を「早く(NOT速く)」避けるといった能力は役持ちが持っていたもの。この能力は『クローバー』で役持ちの能力として紹介されている。
また、負った怪我がわずかな時間経過で治るなどの特殊性を見てもやはり「この」アリスはかなり役持ち化が進んでいるようだ。

***

今回のアリスで非常に特徴的なのが、ペーターと離れたことによっての焦燥感を抱えていること。
それと反比例するように、姉ロリーナや元の世界のことはほぼ語らなくなっている。
これについては、『ジョーカー』のペーターとジョーカーの発言からわかるように、ペーター自身がアリスにとっての「姉と過ごした時間」にあたるので、ペーターと離れてその意識が薄れているのだろう。
反対にジョーカーはペーターが忘れさせたい時間を覚えて居させようとする存在のため、ジョーカーが近い時のみロリーナの存在が現れる。しかしやはりペーターが側にいた時の比ではないな。

今作でペーターが離れたのは、このあたりのアリスの立ち位置をはっきりさせるためだろうなぁ。
そのため、誰のEDの中にも「白ウサギED」と言うペーターの元に帰るEDが入っている。
この時のアリスは恋愛対象との好感度が非常に高く、相手と一緒にいることを選んだ・・・あとだが、それを振り切って「私はあなたといるべきでしょ!?私の側にはあなたが居なくちゃいけないでしょ!?そうでしょうペーター!」とかなりの強迫観念に近い感情でペーターを選んでダイヤの国を去る。
これはそのまま、今までのシリーズでの現実世界や姉への後悔、帰らなければいけない、忘れてはいけない、監獄に入らなければいけないという強迫観念と同じもの。
やはりジョーカーが揶揄していたとおり、ペーターの存在そのものがアリスにとっての癌となるようだ。

この白ウサギED、ペーターに対しての独白で「あなたがいる国が私の家。そうでしょう?この感覚は(姉といた)日曜の午後と同じ」と言っているのだが・・・。
ペーターの側を選ぶということはそのまま過去の後悔に捕らわれて生きることと同義。これはアリスにとっての敗北EDに近い気がする。
・・・『ハート』の真相EDで現世に戻ったアリスは、どうなったんだろう・・・。切り取りたい時間、忘れたい過去を抱えて生きるわけで。

本当に彼女の行先はどうなるべきなのか、頭をひねってもわからない。
後悔について忘れさせて、時間の世界で幸せに暮らさせることを望んでいる筆頭はペーター。一方、後悔に捕らわれてもいいから余所者のまま、人間のままでいさせようとしている(と思われる)筆頭がエース。最終的にエースの目的はアリスを元の世界に返すことなのか・・・?また、その後悔を抱えたまま且つ時間の世界で余所者のまま悔い続けさせようという、中間の立場がジョーカー?
どこまでやるかはわからないが、ハートの城組が全面対決だなぁ、この図式。

【現状考えられる残った問題】
思いつく限りでは、

・アリスの進退(役持ちか、現実か、監獄か)
・エースの行動の意味
・ペーターの動向
・ビバルディの「ブラッドが監獄を開けられる」「いざとなればブラッドを頼れ」という趣旨の発言
・いまだはっきりと示されない重要職であるボリスの「扉をつなげる」の意義
・役持ちを捕えた後悔


残るタイトルが現状で『スペード』だけなので、ここまで解決できるか否か・・・。『ダイヤ2』が出ても、さすがに解決まではしなさそうだしなぁ。役持ちそれぞれの後悔については、触れるだけで解決しなさそうだなぁ。



多分これで疑問点は出し切ったような・・・気がする。気がするが、エース関連はまだ疑問点がちらほら。
おとなしく『ダイヤ2』を待つとするかねぇ・・・。

今さらながらお付き合いありがとうございました。

スポンサーサイト

2013.03.18(Mon) | アリスシリーズ |

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。