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『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』クリア後全体感想
久々に「ゲームやった!」という感じでした。

ペルソナ4 ザ・ゴールデンペルソナ4 ザ・ゴールデン
(2012/06/14)
PlayStation Vita

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私は「乙女ゲーもやるゲーマー」寄りの人間のため、一番輝いていた、この半月。

ストーリーの本筋は避けますが、『ペルソナ4(以下P4)』の発売自体は数年前。真相を知っている方も大勢いると思いますし、アニメもやったため「真犯人は○○」というのが知れ渡ってますが、それでもあえて触れずに行こうじゃないか!
あくまで『ペルソナ4 ザ・ゴールデン(以下P4G)』の感想で行きたいと思う。

下記感想。


プレイ時間:約70時間

***

本作はPS2『P4』のリメイク・・・というか、アッパーヴァージョンと解した方がいいのか?PSVITAで発売したソフト。
当時プレイして完成度の高さに拍手を送ったものだが、最近になってアニメ化され、「やっぱこのゲームはすげえや!」と思った直後の今作。
正直、「PS2版もアニメも見た今、3度目の同じストーリーを楽しめるのか?」という疑念はあった。PS2での周回含めたら3度目どころではない。これでアニメがなければ、忘れかけたストーリーをもう一度という気分もあったのだが、完全に思い出している。
もしこれで購入渋るとかになったら嫌だなという思いがあったため、先にほとんど情報を入れずに待機していた。

完全に杞憂だった。ありがとう。

ストーリーの完成度は言わずもがな。大筋が変わるわけではないので、確実に楽しませてくれる。
新規コミュニティ(サブイベントのようなもの)、新要素などがちりばめられ、日常パートに華を添える。
新キャラや新コミュについては大きなネタバレのため明言を避けるが、ストーリーを破綻させることもなく組み込まれていた。

以下は新規要素にだけ触れようと思うが、大きな変更点として、『衣装』の存在がある。
PS2版では着の身着のまま(制服なのでしかたない)だった彼らが頻繁に着替える。
それぞれの衣装時の戦闘台詞や、衣装に対するコメントなどもありつい全部そろえようという気にさせてくれる。PS2版では一瞬しか現れなかったクマの女装や、直斗の女の子服なんかも常時見れて、実に眼福であった。直斗とクマにずっと女物服を着せていたのは私だけではないはずだ。
だからこそ悔やまれる!何故りせは着替えられないのか!真冬のコートりせの需要をどうしてわかってもらえないのか!

また、発売前から言われていた『バイク』の存在。
戦闘時の援護や、日常の一コマにも役立つ便利アイテム。そのバイクの種類選択にも個性が光る。

大きな変更点と言えば、PS2ではすっとばされてしまった3学期の存在がある。スキー旅行やバレンタインデーといったイベントが追加されている。また、1年で町を去る主人公に対する仲間の感情や、モブキャラたちの言動なども見所。こういうわいわいした場面がそう言えばなかったなと感慨深い。
本格的な冬場ということで、主人公たちの衣装も変更。各々の防寒着が初出である。りせちーかわいいよりせちー。

スキー旅行では、もう彼らの関係性も堂に入ったもののため、全員フルスロットルな会話を見せてくれる。最初の雰囲気を完全に失った雪子は必見。りせと完二の冴えわたるツッコミを堪能した後は、直斗のかわいさにもんどりうつがいい。直斗の悲鳴だけをリピートした変態は私だけではないはずだ!

バレンタインデーはほぼ締めの位置にやってくる。それまでの何股もかけた主人公ならば、冷や汗だらだらのイベントだ。しかし私は直斗一筋だったため、何一つ困らない!直斗の誘いを断った時のイベントが見たいと思いつつも、良心の呵責に耐えかねてできずにいるジレンマ!

ストーリーの細かいところに触れるとまだあるのだが、きりがないのでこの辺で。
むしろ直斗のことしか書いてねぇ!




さて、仕切りなおして。
私がなにより感動したのは、そのエンターテイメントとしてのクオリティの高さ。

言わずもがな、本作のテーマは「テレビ」。そこに田舎であったり、電線であったり、殺人事件であったり、噂であったりが絡んでくる。それらをうまく組み合わせ、一本のゲームにしたのが2008年。
それが今作ではどうなったか。

テレビと言えば、昔は家電の中でもかなりハイスペックな存在であり、それこそ先進技術の塊だった。
しかし時代は流れ、テレビは最新技術でありながら、家庭にとって当たり前の存在になっていった。『P4』に置いては、そのノスタルジーな技術である『テレビ』と、大型スーパーの進出で変わりゆく『田舎』という要素を組み合わせていた。

2008年から今年2012年までの間に起こった、テレビ関連の大きな事件と言えばやはり『地デジ化』。
ゲームそのものの舞台は2011年。実際、ジュネス(作中の大型スーパー)のテレビ売り場は『地デジ化』を売りにした宣伝文句が並んでいる。

しかし今はその『地デジ化』も済んだ2012年。その進歩しつつもノスタルジーと解していた『テレビ』に『地デジ化』という変革が訪れた。
一時はパソコンなどに座を奪われていたテレビが、最新家電となりつつある。PS2版ではそのノスタルジー感を生かしたが、今作ではそれ一辺倒では違和感がある。
この辺りどうするのか。過去の作品の移植に終わらせるのか。

そのあたりの私の杞憂を見事に吹っ飛ばしてくれた制作人に感謝を。

『P4G』ではそれらを汲み取り、ゲームデザインの方に落とし込んでいる。

新たな要素である『番組表』は、スタート画面などから見れる。
様々なおまけ要素(クイズ、インタビュー、音楽、画像など)を『テレビ番組』という位置づけで表示。この「端末から見られる『番組表』」はまさに地デジ化によって現れた新しい要素だ。
それをゲーム中のコンテンツ掲載方という形で使用したのには目からうろこだった。
また、その番組も作中で重要なファクターである「マヨナカテレビ」が始まる深夜12時になるとすべての番組がなくなるという徹底ぶり。
また、ゲーム本編でも画面をタッチすることでゲーム画面が左上に向かって縮小。私たちも慣れた『dデータ連動』が展開し、番組表や、ゲームの展開に重要となってくる天気情報が現れる。

なんとなく気付かれていると思うが、『P4G』ではゲーム本編も番組の一つという位置づけになっている。
それだからこそ納得の演出や、それを踏まえたゲームのスキップ演出は、本当にビデオを早送りしているような画面処理が施されている。

本当に重ね重ね、この徹底した凝り方には賞賛を送りたくなった。
リアルな舞台背景を持つ作品の特徴と、現実世界に存在する技術を『ゲーム』の枠の中で連動させた完成型だろう。当分、これ以上に作品全体を通したテーマを生かしたゲームは出てこない気がする。
2008年の『テレビ』と2012年の『テレビ』。その差を生かし、殺さずに作ってくれた。

もちろん、ゲーム本編も掛け値なしに面白い。
PSVITAということで、その画質が格段にアップ。現実感ある舞台のため、背景に様々な文字や看板がある今作にとって、それらがはっきり見えることでの現実味や遊びも向上していた。PS2のときは良く見えなかったが、こんなことが書いてあったのかという部分もあり。

***

本当に話したいことは尽きないのだが、とにかくプレイしてほしい。その技術や、ゲームデザインに触れてほしいと思う。
システムすべて含めてゲームなのだと改めて思った。こういうのが偶にあるからやめられない。
お付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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2012.07.12(Thu) | その他(一般) |

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