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『アブナイ★恋の捜査室』全体感想
棚からぼたもち。

はっきり言いましょう。かなり楽しかった。

ひとまず全体の感想です。


下記全体感想。




プレイ時間:20~30時間くらい?


***

携帯アプリゲーからの移植作品です。以前に『いざ、出陣!恋戦』というゲームを制作したのと同じメーカーのようです。
前回の購入報告の時に色々ついでに書いているので重複部分も多いかと思いますが、そこはご容赦を。


ストーリーはざっくり言うと、ファーストシーズンは

新人として半年で「緊急特命捜査室」に異動となった櫻井翼。
久々に回されてきた殺人事件に、その後起きた爆破事件、逃走した殺人容疑者らしき人物と、殺された元工場社長が恨みを持っていた大企業。失踪した受付嬢と、見つかった時限爆弾。新人である翼は、先輩と組んで事件解決に挑む。


セカンドシーズンは

1stで恋仲となった相手と、将来について考える。
それと同時に仕事も慣れてきて忙しさを増す。様々な事件を担当するうち、それらの事件の影に、『ファウストの指輪』というアンティークを狙う窃盗犯「ジョン・スミス」の影あり。


***

ゲーム全体の話をすると、ファーストシーズンは同じ事件を多方面からそれぞれの立場で解決する話。
セカンドシーズンは別々の事件を解決する話・・・と、思っていたのですが、どうも自分が関わっていなくても事件そのものは起きているようで、ちらっと別の攻略対象の時の事件の話が出てきてたりして驚いた。
このあたり、別の人のルートに入ると、攻略しなかった方で起きたはずのイベントが起きなかった別世界として時間が進むのが基本のアドベンチャーゲームには珍しくて素直に関心した。

また、セカンドシーズンの事件はそれぞれ順を追って起きているらしく、同シーズン内でも時間経過ととも事件の発生状況や職場内での関係がじわじわ変わっているのが見て取れる。
特に変化するのが主人公に対する扱いなのだが、配属から丸1年以上経過したらしい辺りからの彼女の発言が大胆になってきていて笑った。
最初は恐縮していただけだった室長に対して、

「もうごちゃごちゃうるさいですよ」「それ飲んだら帰ってくださいね」

と言い始めて笑った。時間経過で関係性がざっくりし始めてんだなと。なお、その室長は一定時期を過ぎた辺りから主人公のあだ名を「アホの子」にしたようで頻繁に口にする。職場環境はものすごくよさそうだ。
ちなみに、配属当初「女の子」ということで扱いに困っていた同僚の面々も慣れてきた、もしくは慣れ過ぎたらしく、彼女の前で堂々とAVの貸し借りをしたり、「AV処分しないと死ねない」的な発言を始める。職場環境はものすごーくよさそうだ。

***

最大の疑問点はこの感想からなんとなくわかると思うが、結構整合性のとれたゲームであるため「別にアブナくない」ということだ。
あえて言うなら「事件方面で爆弾とか身体的にアブナイ」。タイトルをこれにした理由はなんだろうか。

また、メインキャラクターとサブキャラクター(攻略対象ではない人)は別の方が担当されたらしく、かなりあからさまに絵柄が違います。最終的には慣れてしまったのでノー問題ですが、初見驚きます。お前何のゲームから来たんだというような奴が混じっていたので。太田を攻略させてほしかった。
メインの絵の担当の方は先日の『十三支演義』と同じ方のようです。まさに今日知って驚いた。テイストがかなり違ったので気付かなんだ。





さてさて、感想としまして、


萌えとはこういうことかと理解した。


今まで女の子に対して「萌えるわ」と思うことはあれど、ゲームの男性に対して「萌える」と思ったことなどなかったが、初めて理解した。

あるルートで、翼(主人公)が800万円の茶碗を割ったという話になった時(実際は違ったのだが)、青ざめる主人公の頭をどついて「自分が責任取る」と言った室長。全員で割れば100万ちょっとですよ、という同僚の言葉に、それでも恐縮する翼に一言。

室長「車を売っ払えばいい」

これが萌えじゃなくてなんだというんだ。

私の上司ならば即座に「お前を売っ払えばいい」と言うだろう。そして私と乱闘騒ぎになるだろう。職務で色々大変だった後で「ごくろう」との言葉とともにかっぱえびせんくれましたね。その程度かよと結果乱闘騒ぎでしたね。そんな境界線のない上司が大好きです。

それは置いといて、
なお、その直後、技官が「俺もそうするよ」といったのに目をむいた。この人、今回の件については本当に無関係なのに・・・。その後同僚の「定期預金を解約する」という発言にすべて持っていかれた。現実的過ぎて笑ったわ。

ただの雑談と会話の応酬が光る作品です。ただの社会人になっているときが多すぎる。
男が集まっての下ネタ込の会話とか、くだらないことで脱線する互いの地元ネタとか、その業種にしかわからない用語を使ってのギャグがリアル。というか住み慣れた空気感過ぎる。特に頻繁に出てくる内輪業界用語ネタは笑った。

「夜食確保のために○○さんの部屋ガサ入れするぞ」
「お前がズボンのチャック上げる前に出てきてたら、猥褻物陳列罪で逮捕するとこだったわ」


あるある(笑
実際やるんですよね。会社で話していると、他の業種には通じないんだけど、内輪で軽口叩き合うときに使うネタ。こういうのを混ぜてる辺りで、全体の印象がだいぶ違う。ドラマとかで同様のノリのものもあると思うんですが、ゲームで見かけるのが珍しくて感心した。

なんというか、そのあたり込みで表現がちょっと乙女ゲーっぽくないのが印象的。
開発とか、シナリオとかにこれは男性主体で関わってる???
他の乙女ゲーでは見かけない用語と、暗黙ルールを撤廃した直接的表現が多数。

これは後から調べて実際に言っていたので、そういう狙いだったのだとわかったのですが、
「それなりに社会人経験があるから平均年齢が高く」「ありえない学園の王子様」とか「すごいお金持ち」でもない、「安月給のただの公務員が相手の恋愛」らしい。

乙女ゲーの男性とは・・・

「永遠に格好よく年取っても年喰わないのがお約束」
なのに、将来的に確実にはげる。しかも部内で2人。

「その清らかな心に惚れたんだよ。見た目じゃないんだ」
と言ってくれるはずのものなのに、「顔がタイプだった」と言う。主人公も言う。

「女性に慣れているプレイボーイ系は作中一人」
のはずなのに、合コン開いてる。

「重いものは持つよ」「ケガしたら危ないからね」
と言うはずなのに、「お前が運べ」と言われたり、頻繁に頭をどつかれる。

「隠語は口にしないお約束」
なのに、「もうパンツ見たくない」「アダルトビデオは見つかると困る」と言い、AVの貸し借りをしている。

ただの男子校です。

いわゆる乙女ゲーの男性は、綺麗な空気と正常な水で育った穢れ知らぬ生き物が多い。例えるならば、ナウシカが谷の地下で育てていた腐海の植物のようなもん。R-18でもないのに男子校のノリの乙女ゲーが出てこようとは純粋に感心した。その中でもやはり乙女ゲーらしい気遣いは見えたので、うまいラインだと思う。
現実の同僚たちは「お前はその気性さえなければな」とか言ってくる奴らだ。「お前はお前でさえなければな」と返した私を許してほしい。



うん、多分ここ一番で楽しめました。普段の会話とか対応に自虐っぽい笑いがわいた。
携帯アプリゲーはやはり、普段それ専用のハードを購入しない、ゲームをしない人も対象に取り込むから芸風が違うのかな?

タイトルが直球なのでしりごみしてしまうかもしれませんが、社会人以降の方は楽しめるんじゃなかろうか。年齢層が低い方は・・・どうだろう。そろそろ高校時代の記憶がリセットされかけている。

以上、大変長くなりました。お付き合いありがとうございました。

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2012.06.22(Fri) | QUINROSE |

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