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『逢魔時~怪談ロマンス~』総評(個別感想)
最近言い忘れていました!拍手多数感謝です。拍手コメント返信にも拍手頂きまして、ありがとうございます。平に感謝。
本当こんな場末まで来て頂いているのだから、感謝感謝です。

最近気付きかけていたのだけれど、どうにも総評の前編で言いたいことを全部言う癖がついている。

続きまして個別キャラ感想~。相変わらずネタバレ要注意!

下記感想。



変則ではありますが、私の攻略順の記載とさせてください。

【和泉 零次】
1年生に在籍する、妖狐の血を引く妖怪。校内2位の成績を持ち優秀な生徒。
きつい物言いをする。

見た目が良いというのは静にも言及されてました。一言でいうなら個人ルート全編を通してのツンデレ。
最初のうちはとげがあるのですが、稲荷寿司を上げた辺りから急速になついた。いや、稲荷寿司が決め手だったわけじゃないんだろうけど、キツネ関連の物を上げた途端に態度が軟化。
お前最後は物欲か。

最初は「反応が面白い」と思って接していた静ですが、恋愛脳・押せ押せになった和泉に引いていた感もあり。
「あんたってそんな性格だったっけ?」な反応は、多分静とプレイヤーがリンクした瞬間。ここは静だから仕方ないかな・・・;
ツンデレのデレとの差が凄過ぎた。嫉妬の塊。しっとマスクみたくなってた。

妖怪という下地があるにも関わらず、静が引いてるくらいで真相にまるで絡まなかった変わった人物。ある意味(他の攻略対象と比べて)幸せな方だったんじゃなかろうか。


【由良城 閨悟】
静のクラスメイトで保健委員。山犬の血を引いている。
静に惚れていることがバレバレで、彼女に対しては献身的。

リアル『君のためなら死ねる。』
最初から献身的だし惚れているのは分かっているので、静が「君に殺されるなら本望だ」とまで言う彼に興味を持って「それなら付き合ってみようか」というのが恋愛スタート。とはいえ、EDがかなり近付くまでずっと由良城の片思いに近いし、ED直前でも「多分好き?」くらいだった。
彼が静に対して献身的なのは、昔猟師に襲われていたのを(偶然)静が助けたため。もちろん静は気付いてないし、ついでに言うとその「由良城救出」をよく見ていると、

「あれ、これ由良城助けたの、密じゃね?」

となるんですが。まあ、彼は元が犬なのでそのため静に対して献身的で忠実だったということらしい。鶴の恩返しやな。

彼の特筆すべき点は、家族持ち(動物系妖怪は家族あり家あり、超常現象系妖怪は家族も家もなし)なこと。
穏やかな両親、インテリ系の長男、ガテン系の次男、幼い弟と妹。
正直由良城家だけの乙女ゲー作ってほしかった。
次男がこのゲームの誰よりも好みなんだが。

最終的に、由良城家面々の発案で「静この家に住んじゃいなよ」となる。
真相からも想像がつくが、新しい家族と家が出来て彼女にとっては幸せな結末って奴なのかなー。


【遠野 篤郎】
学校の不良の番長格。静とは喧嘩相手。鬼に通じる血筋。
硬派なタイプの性格で、意外にも趣味は映画観賞。

この作風の影響をもろに食らった可哀想な攻略対象。
静とは喧嘩仲間なんだけど、偶然同じ映画を見に行ってて同じ趣味だと気づき、なんとなく仲良くなって・・・。
と、リアル恋愛みたいな過程をたどります。現実でもよくある話だなー。

んが、彼の可哀想なところは基本恋愛モードになったのが彼だけで、静は終始それから逃げ回っていたこと。
いや、他の相手でも逃げたりするのが静なんだけど、彼に対してはガチだった。

「好きなんだと思うけど、なんかダメな気がする」
「どうやったら諦めてくれるかな」

そんなところまでリアル恋愛にされちゃってまぁ。
原因は彼が超常現象系の妖怪であり、それが静の真相に絡んでいて拒否反応を起こしたって感じかな~。
最終的に、

「自分からキスできちゃうんだから、やっぱ好きってこと?」

まで行くのだけれど、正直静、遠野のこと嫌いなんじゃあ・・・。
彼自身は古き良き良い男。かなり古いタイプの番長ですが、押せ押せ振り向かせろという態度は、女性が男性を追いかけがちな乙女ゲーの中では珍しいタイプ。どちらかと言えばギャルゲーや少女漫画にいるタイプだな。
個人的にはまともな方なので、哀れ遠野っ!


【日比谷 京極】
神隠しに遭い、妖怪となった元人間。学校では3年生で風紀委員をつとめ、成績は校内1位。
性格は堅物で生真面目、そして古風。

真相EDに近い人物その1。
彼個人の話は、元人間であることと、まだ妖怪となって3年しか経っていないこと。そしてその人間の世界に、彼を探している弟の巳継が残っていることがポイント。

「そんなに弟が大事ならこっち側に引き込んであげよう」

といらん気をきかした密が巳継を妖怪にしようとするのを阻止する話。その関係のあれやこれやで静と彼が恋仲になるわけですが、彼はさすが元人間。静の態度が結構当初からやわらかい。
というか、彼を通して静が自分の後悔を払拭しようとしているような・・・。

最終的に、巳継は人間として、日比谷は妖怪として生きていくと決めるが、ここでもやっぱり静が何故か日比谷との関係に乗り気に見えない。何故だ!妖怪相手ならまだわかるが、彼は人間だぞ!?いいんじゃないのか??

・・・と、ここまでが『京極ED』の内容。
密と日比谷にのみ設定されている真相ED。他の攻略対象のED分岐の表記が『ベストED』『グッドED』のようになっているのに対し、この二人については『京極ED』『京極真相ED』『バッドED』のように表記されている。
つまり、彼らには個別EDこそあれ、ベストEDが存在しない。なんとなくこの方式から読み取れることは、『真相ED』こそが辿り着くべき終末だということ。

真相は静感想に書いたとおりだが、
「日比谷を神隠しに遭わせ、妖怪側に引き込んだのは密。静が人間の頃に戯れに言った『理想の男性』に限りなく近い日比谷に密が目をつけ、彼女の恋人にするために引き込んだ」
というもの。
真相を知った静は密に殺意やら憎悪やらを向け、同時に日比谷を人間の世界へ返すことを決める。名前を呼んでくれる家族がいるなら、まだ人間界へ帰れるらしい。家族を皆殺しにされた静はもう無理だが・・・。
二度と妖怪を見ないように妖力を奪い、日比谷を人間界に返す静。日比谷はもう見えない静を探し続ける。

どう見てもBADエンド!だがそこがQUINROSE!
それにしてもここまで徹底した真相BADは初めてかな。
両者幸せにはなれない終わりですが、日比谷個別EDを見ても、彼と妖怪として結ばれることにすら抵抗を感じている節のある静。
彼女と彼が本当に何もかも忘れて結ばれる未来などなかったのかもしれない。


【式部 密】
静のクラスメイトで、悪友。日々二人でいたずらや喧嘩に明け暮れている。
呪いの成績だけは優秀で、いまいち本心の読めない性格。

真相エンドの張本人。
彼の個別EDは、途中までは日比谷とほぼ同じ。巳継を妖怪にするしないに関わるごたごたで密と離れた静が、離れて初めて密の存在を認識するというもの。
他の相手と比べて、静が相手に傾倒していっているのが特徴。

なんやかんやすったもんだあって密と付き合うことになった静。幸せそう且つ病んでいる密です。
「ずっと昔から好きだった」静と結ばれた彼は掛け値なしに幸せそうです。

んで、問題の『密・真相ED』。
詳細は静感想に書いたとおり。
「密は静を妖怪にして、家族を惨殺した張本人。人間であった彼女に執着して、彼女を妖怪にした」

そのことが分かった後の静は御乱心状態なのですが、従来のQUINROSE作品に照らしてみると、密の行動もああ・・・と思ったり・・・。
二人は静が小学生だった時からの仲。面白くて興味深い人間であった静に付きまとううち、彼女に執着を持った密が行動を起こしてしまった。
ただ、その背景には静の言動があったり、彼が静を現状から助けようという思いがあったのも事実。決して無慈悲なだけでやったんじゃないし、かといって親切心でやったわけでもない。価値観がそもそも違うんだよなー・・・。
密が提示した「付き合う」ということに「あんたが人間だったら」と言っていた静は、少なくとも妖怪という壁はあるが密のことが好きだったらしい。
この根底があれば、静が他の攻略対象に対してそっけなかったのもわかる。
静は密の手で当時の記憶を消されている状態。元々あるキャンパスの上に一枚白紙を置いた状態なわけでゼロになったわけじゃないしな・・・。

最終的に静はぶっ壊れて密との関係もご破算状態。それでも近くにいるし、彼女の手で殺されるならそれも満足らしい密。
少しだけ静にまだ彼への情がありそうなのがせめてもの救いか?
辿り着く正解の結末がこれであると思うと、個人EDでの彼の幸せそうな様子が哀れに見える。殺されて本望と言いつつも、彼女に想われたかったのも事実なんだろう?
BADエンドでの静はそのあたりの事情を思い出さず、静が珍しく「幸せ」とつぶやいて終わる。
真相を知らずに密の傍にいることが静の『幸せ』で、『BAD』なのか・・・。やりきれないな。


【飛浦 萌葱】
NOT攻略対象。BUT真相エンド近し。
この物語の真相を誰よりも把握し、且つ面白がっていた真の性悪。

静のことを最初から知っており、それを知らずにいる静をせせら笑っていた。彼が最初から真相を喋っていると、このゲームが終始復讐劇になった。
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2012.04.18(Wed) | 怪談ロマンス |

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