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『シュタインズゲート』クリア後全体感想(ネタバレなし)
遅くなりましたー。今回はこちら。

Steins;Gate(通常版)Steins;Gate(通常版)
(2011/06/23)
Sony PSP

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ネタバレは極力ございません。駆け足で済まぬ!

下記感想。

***

こ、これは・・・!『ダンガンロンパ』の感想のときに感じたような困惑感!

概要としては、

身内で「未来ガジェット研究所」というサークルを作って活動している岡部倫太郎は、いつまでも厨二病を引きずる大学生。彼らが作る「未来ガジェット」はたいしたものではなかったのだが、その中で一つ、「電話レンジ(仮)」と命名した作品は妙なものだった。
その発明品を調べている傍ら参加したタイムマシン研究発表会。その会場で発見した天才少女・牧瀬紅莉栖の遺体。興奮した岡部が友人にその様子をメールで送った直後、人々が消えて・・・。

***

ジャンルとしては「アドベンチャー」に当たるのですが、これを「恋愛アドベンチャー」の類としてくくるのは恐らく違うと思う。
確かに恋愛が要素として存在するけど、それは「『ドラえもん』の中でのび太がしずかちゃんを未来のお嫁さんだと言っているから恋愛物か?」と同じくらいのもの。
あくまでアドベンチャー。私は過去にやった中で、『EVER17』が一番近しいと思いました。こちらもお勧めです。

全体として、ストーリーの妙!これに尽きる!
本当によくやった、良く出来たものだという印象。話が進むにつれ、とりあえず確認したシナリオライターの人数。本当に、よく考えたものです。
正式なジャンルは「想定科学アドベンチャー」。その言葉に偽りなし。
いわゆるタイムマシン物、過去改変物にあたるのですが、その方法が「もしかしたら、これくらいなら出来たり・・・」と夢を与えてくれる。科学全くダメなので、意味不明だったけどな!
アドベンチャーなので分岐は存在しますけど、それは些細なもの。EDがいくつかある作品は大抵周回プレイを念頭に置いているのですが、これに限っては反則かもしれないけど攻略サイトなりなんなりを見ながら、セーブデータを分けて一回でプレイした方がいいと思う。

ストーリー構成としてはお見事。端的にいってしまうと、過去改変物。なので、主人公が過去を変えていくというのが目的になっているのですが、その過程が実に面白い。
詳しく書くことは避けますが、まず日常編のような部分があり、そこについてはにぎやかに進んでいく。いざ過去改変になると、この過ぎ去った日常編が重要なファクターを持ってくる。
これが上手いなと。
主人公は過去を変えるために様々な手段を講じるのですが、彼の行動は主に自身の記憶頼り。彼が帰る過去は改変物にしては意外なほどに近い過去を基準にしているので、自分の記憶を頼ることは間違いではない。

しかし、ここで重要な部分。この話、長いんです。
意味不明とは思いますが、これが本当に重要。つまり、主人公が過去についてあれこれ思い出しつつ行動するのと同じようにプレイヤーも自分の記憶の引き出しを開ける。そしてその思い出し方はプレイ時間が長くなるほどに薄れていって・・・。
ラスト付近、そしてトゥルーEDでは、本当にやられたと思いました。
ストーリーの中にプレイヤーをこうもうまく巻き込めるものなのか。こんなにも同調させてくるか。
そんな感じでしたね。
まったく自分の身に何が起こるのか分からない日常は淡々と過ぎていき、後になって思い返せるほど記憶に強くはない。未来は過去の積み重ねなんですよ、と言われたような気がしました。

トゥルーEDについてはラスト付近の演出に目をみはるばかりでした。
本当にやられた。こう来るか、と呟く程度には。

***

もうひとつの特徴が、やはり設定でしょうかね。
登場人物の多くが、いわゆる“今の”オタク文化に特化したキャラクターとなっています。
これについては冒険したなという印象。

アドベンチャーゲームにはつきものの単語集が存在するのですが、その大半は『ネット用語』となっています。そしてその中にこんな記載が。

>この言葉は現在ではあまり使われていない。

その通り。
このネット用語、いわゆる流行語なんです。なので、これを10年後にプレイしたとして、このなかに使われているネット用語の、特にネットスラングはおそらく失笑物になっているでしょう。仮に今のゲームに「チョベリバ」や「ナウい」という言葉が使われていたら、私たちも首をひねるか笑うでしょうし。
今回プレイしたのはPSP移植版でしたが、元はXbox360。それ以外にもパソコンソフト、今後はアイフォンといったようにどんどん移植させていくそうです。
ちょっと移植ペースが速すぎる、と思う声もあるでしょうが、こればかりは仕方ない。このゲーム、確かに名作・良作といって間違いはないのですが、ゲームとしては珍しく『消費期限』のようなものがある。

作中、最も重要な設定として「主人公が厨二病」というのが提示されているのですが、この言葉自体いつまで生き残るのか・・・。もしこの言葉が概念として別の言葉に取って代わったときには、作品自体が成立しなくなる。
本当に、今やっておかないといけない作品です。一部今でもギリギリだな、と思う語句も存在したり・・・。

***

軽くホラーな表現があったりするのですが、それが大丈夫ならばお勧め。特にアドベンチャーが好きだという人に。
そして、プレイする際にはトゥルーEDまで行きつくことを強く推奨します。

この6月発売のソフトには本当に楽しませて頂きました。

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2011.07.12(Tue) | その他(一般) |

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