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クローバーの国のアリス 雑感(過去より
最近は家で一人酒してるときが一番いきいきしてるなぁ・・・。

過去のブログより順次移行中のゲーム記事。本日は女性向けゲー『クローバーの国のアリス』の感想と考察の抜粋いきます。
昔に書いたものなので、今とはちょっと違うかなー;

あ、ちなみに私が女性向けの中で、恋愛対象的な意味で一番好きなのはユリウスです。男性向けなら『つよきす』の伊達スバルな!
・・・べつに狙ったわけじゃないけど、同じ似た声の人です。
一般RPGはコロコロ変わるんですが・・・、今なら誰だろう。おっさんかな、『テイルズ オブ ヴェスペリア』の。


***

前作に続いて『不思議の国のアリス』原作のお話。こちらは真相エンドではなく、誰とのエンディングも迎えなかったアリスの話でした。

要は、「元の世界への後悔や未練を抱えながらも、『ハートの国』で生きていくことを決めたアリス」。

このクローバーはもう下地ができているため、恋愛を重視したように見える話ですが、同時にこのアリスの後悔というものに大きく着目されています。
アリスがこの世界に残った理由はハートの国は好きだから、です。
しかしワンダーワールドは一筋縄ではいかない。なんと土地の方が移動して、ハートの国がなくなってしまいます。現れたのはクローバーの国と言われる土地。
基本的なメンバーに変更はないものの、大きく変わったものが二つ。時計の番人ユリウスの時計塔、ゴーランドの遊園地。代わりに現れたのがクローバーの塔と、しゃべるドアの森。



今回もアリスに焦点を当てての感想を語らせていただきます。

アリスという女性は、過剰とも思える心理描写が入ります。
彼女が元の世界、姉を捨てて残ると決めたのはあくまで『ハートの国』です。したがって、この『クローバーの国』に所属する状況は決して好ましいものではない。特にクローバーの塔に所属した時にアリスは現状を嘆いています。
他の滞在地と違い、ユリウスに依存した生活環境であったこと、またその彼がいないということで、この世界に残る意味があやふやになっているように思えました。


開ければ「1番」行きたい場所に行けるドアを持つ森で、アリスはたびたび迷います。その時のアリスには時折「顔」がなく、「特別」な存在であるはずの世界でどうしてアリスまで「顔なし」のように表現されるのか。
まあ、作画の都合かもしれないけどね。

・・・気を取り直して。
アリスは「余所者」としてハートの国で特別な存在。しかし、クローバーの国では打って変ってこの世界の住人であるために仕事を求めている。周囲と変わらない存在になろうとしているように思える。ではこの世界の周囲と変わらない、といえば何かと言うと・・・「顔なし」なのでは?
とすれば「顔なし」はありふれた「替えのきく」存在で、アリスの目指す「特別」な存在とは異なります。

時折出てくる動物の多くが、どうも意味深な登場をしているのも気になるところ。
どのルートでも現れるクジラは、さみしそうに森を鳴きながら泳ぐ。ナイトメアルートで明かされるクジラの声は、「帰りたい」と言っている。
城ルートで出てくるイルカが彼らに殺される理由は様々。ペーターの場合、アリスを迷わせたという理由で殺してしまう。
本来水中で生きる生き物が、森であったり庭であったりといった場所に現れるのはなんなのか。不条理な国、と言えばそれまでですが、いるべき場所にいないということを示している・・・?



今作は、いるべき場所を見失ったアリスの葛藤が主だった話ではないかなと考えています。
この世界に残った彼女は自分の幸せを優先したように見えますが、その実一切幸せを確信していないのでは?

少し感じたのは、このシリーズ、アリスが幸せになったら話が終わるのか?ということ。
近作ではぶられたゴーランドとユリウスですが、彼らの前作のエンドのアリスは幸せになれたのではないかと感じさせる終わりでした。ゴーランドは掛け値なしに幸せ、という状態でエンドを迎えます。ユリウスではラスト、アリスが後悔しているようにも見えますが、それを許容すると先にユリウスが告げている。要は後悔を許された状態。
じゃあ近作で攻略対象の人物は?と言えば、見た感じアリスの後悔が強かったと思われるメンバーに思える。元の世界に帰ることを強く否定したり、そのラストに彼女の後悔が見える終わりであったり。
ボリスはふっきったようにも見えますが、それまでの葛藤が彼の命と帰還どちらを取るかであるあたり、根底にはわだかまってるのか・・・?

あるエンドで、彼女はドアを開けます。その先に待っている人がいないことを知りながら。このときのアリスが姉の真実を思い出しているのかは明確にされていません。
また、恋愛エンドでも必ず最初に入るのが、顔なしのアリスが森から滞在地へ帰るというもの。
「顔なし」が「所属」に帰るのは、まったく普通のこと。しかしこのときの彼女は果たして自身の望んだ結果を見ているのか・・・。「特別」になりたいという思いは・・・。

***

基本は恋愛に焦点を当てた話の構成。起承転結で言えば「承」の部分。話の膨らませ方としては正しかったのでは?
さすがに前作ほどではありませんが、考えさせるような表現もあります。
システムに難がある作品ですが、お話の構成を知っていてもよいのではないでしょうか。

(以上、過去ブログより抜粋)

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2011.01.14(Fri) | アリスシリーズ |

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